ミルトン・エリクソン

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ミルトン・エリクソン とは


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近代の心理療法に影響を与えたNLP(神経言語プログラミング)。
そのNLPに最も影響を与えた人物の一人が、天才催眠療法家の ミルトン・エリクソン
(1901年12月5日~1980年8月25日)です。

催眠療法家であり、精神科医、アメリカの臨床心理学会の創始者で初代会長を務めました。


ミルトン・エリクソンは
「治療に抵抗するクライエントなどいない。 柔軟性にかけるセラピストがいるだけだ」
という考え方を基本としていました。

この言葉に端的に表されるように、「ユーティライゼーション(Utilization)」(クライアントの状況や症状など、活用できる物はなんでも活用するといった意味)を旨とした様々な状況のクライアントの世界観や価値観にあった形で、誰も改善できなかったようなクライアントを、たいへんユニークな手法を用い改善したことでも知られています。
その名人芸は「魔術師」などと呼ばれています。


昔ながらの「あなたはだんだん眠くなる~」的な催眠を”古典催眠”と呼ぶのに対して、ミルトン・エリクソンの技法を体系化したものが”エリクソン催眠”、”現代催眠”、NLPでは”ミルトン・モデル”等と呼ばれています。

その技法としては、話をしているうちに相手をトランスに誘導したり、細かな言葉の使い方の違いや、メタファーと呼ばれる方法などによって、相手の変化を促したりすることで、状況を変えていくなど数々の洗練された技法が使われています。


ミルトン・エリクソンが天才的な催眠療法家としての才能を開花した理由として、
「ポリオ」「色覚異常」「失音楽症(音楽が理解できない障害)」などの
極めて重篤な身体障害に悩まされていたことがあります。

特にポリオにより、17歳の時に目を除く全身が麻痺した事は、
彼に重大な影響を及ぼしました。

通常であれば、強力なネガティブ感情に苛まれかねない事態を、
ミルトン・エリクソンは、NLPでいうリフレーミングのように、
結果的に自分の才能を開花させるような素晴らしい機会に変容させたのでした。

回復するまでの退屈しのぎとして、自分や自分の家族を観察しました。

ミルトン・エリクソンは、この観察の中で彼は言葉の様々な側面の発見や、
幼児の身体的発達過程への理解、そして彼の天才的な観察力を獲得へとつながりました。

例えば、彼は相手の首筋から脈拍数を数える事が出来たといった、
ほんの微細な、通常であれば見逃してしまうことさえも、キャッチすることができました。

さらに失音楽症は、ミルトン・エリクソンが、話し相手の呼吸や抑揚に
意識的な注意を向ける事を可能にしました。

これらによって独自の手法が生まれた大きな理由となりました。

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